2017/08

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飛距離がのびないノーブル佐々木です。

なにやらイルカ漁が話題のようだ。
海・豚と書いて「イルカ」と読むあのイルカのことだ。
ギター抱えて歌っているイルカではない。
なんでも米国のドキュメンタリー映画「ザ・コーヴ」で和歌山県太地町のイルカ漁の様子を、米国人ダイバーが入り江に設置した隠しカメラで撮影した映像がメインらしい。
捕鯨はよく取り上げられるが、イルカを取り上げたのも、当然、これに無関係ではないだろう。
リンクしているはずだ。
ジャップは、こんなに残忍なんです〜って言いやすいよね。
映画を観てもいないのに偉そうなことは言えないが、少しほざいてみよう。

■報道

TBSが、東京国際映画祭でこの映画が上映されたことを報じている映像がYouTubeにあがっていた。
上げ主は、TBSご本人のようだが、肝が小さいので埋め込み禁止にしてる。
しかたないので、リンクを貼っておこう。

TBSの報道映像

報道的には、衝撃を受けた女子だけのインタビューで、逆の反応は見せないつもりのよう。
相変わらずだな。
ま、今さらなのでここはスルーしちゃいますぞ。
で、監督さんなんですか?
水銀に汚染されてるから食べちゃダメ、って忠告してくれてます。
それを信じてる人がいるとは、ちょ〜思えないんですけど、言うのは自由。

それが日本。

この逆の映画をアメリカで上映しようとしたら、そう、例えば、牛は狂牛病にかかっているからイルカを食べよう、みたいな映画かな、説得力無いけど。
そうなれば、たぶん牛でなく日本車のBBQが見られるだろうな、きっと。

■テキサス親父

どれだけ有名なのか、オラホは分からないが、2007年から2009年10月時点で300以上もの動画をアップし続けている“PropagandaBuster”(プロパガンダ・バスター)というハンドル名を持つアメリカ人がいる。
テキサスにお住まいのようで、テキサス親父と日本では呼ばれている彼の動画閲覧数は、多いものでも1万を超えるものはない。
なので、全世界が注目している、とはお世辞にも言えないが、チャンネル登録者は4000人近くもいる。
大半の動画閲覧数より多いくらいだ。

テキサス親父のYouTubeチャンネル→ココ

内容はと言うと、「(政治的意図をもつ)宣伝」(プロパガンダ)を「こわす人」(バスター)と言うハンドル名にあるように、世に流れる報道を逆目線で切りまくっているコメントばかりである。
しかも顔出し。
メディア・リテラシーってやつですかね。
見上げた根性です。
少なくとも、オラホにできる芸当ではない。

当然、メリケンですから(あれ?侮蔑語かな)全編英語なんですが、心やさしい日本人が、日本語字幕つけて再アップしてるものも多いですね、これが。
そう言った日本語字幕入りの動画も入れると、閲覧数はもっと伸びるだろう。
本国アメリカでの閲覧数よりもね。
で、その動画の中に、今回のイルカ漁と捕鯨に関する動画を、ひとつに編集し大阪弁字幕を付けて上げたものがあったので紹介しよう。

Re:The Cove Trailer テキサス親父、イルカ漁を擁護しアメリカ人論破

ま、何と言うか
「他の国も捕鯨してるのに、なんで日本ばかりを…」
というくだりは、
「なんで俺だけ捕まえるんだ!」
と逆切れしている速度違反者みたいで、なんともなぁ〜、と思わないでもないが、少なくても反撃しない日本を標的にしている環境テロ団体の卑劣さ、というかアンフェアな姿勢が見えてくる。
もっとも、日本は捕鯨国の象徴みたいな存在で、かつ反撃しないからこそ、彼らには格好の餌食であり、最も効果的な標的なのだからしようがない。

■「ザ・コーヴ」の意味するところ

先にも述べたとおり、反捕鯨運動の一環と言うのは、たぶん間違いないだろう。
ただ、外からの物理的妨害、と言う直接的な手法を変えて、日本の国民意識を誘導し、国内世論を反捕鯨に向かわせ、間接的に捕鯨を阻止しようとしているわけだ。
で、TBS報道の女子のインタビューにあるように、凄惨なイルカの屠殺シーンを盛り込んで、生理的に嫌悪感を抱かせるよう仕向けているわけだ。

姑息なうえに安易だね〜。

そう言えば、こんな映画もあったな。
「ヤコペッティーの世界残酷物語」(イタリア映画・1962)とか、「ジャンク 死と惨劇」(アメリカ・1979)だとか60年代から80年代くらいまで、グロ系映像満載の映画。
世界中の奇習や事故、殺人等が連続するスプラッター・ドキュメント映画で、オラホは、怖いもの見たさでよく観たものです。
TVでも放送され、たぶん大半はテレビで観たものだったと思う。
「ジャンク」なんかでは、電気椅子で殺される死刑囚の映像が最後のクライマックスにあって、今思うと、アメリカの死刑廃止運動の牽引的役割を担っていたのかもしれない。
あ〜ん、なるほど、そう思うと、アメリカではこういった映画の世論誘導性は、実証済みと言うことになるんだ。

■結論

冷静になって考えれば、この世は生とほぼ同じ量の死に満たされている。
今日食ったお好み焼きの豚肉も数週間前は、豚舎でブヒブヒ歌ってたわけで、数週間後には、オラホが火葬場で焼かれているかもしれない。
目前で息絶えれば、衝撃的だったり、哀れだったり、無情な思いに包まれるが、料理や位牌になれば、食欲が湧いたり穏やかに思い出に浸れる。
オラホの子供のころは、普通にテレビでクジラの解体作業を映してたし、首なしの鶏がパタパタ手旗信号を振っているのも見たこともある。
それを残酷と言うのなら、ベジタリアンになるのだろうか?
野菜だって生き物だぞ。

そんなことより、世界の飢餓人口は9億6300万人おり、その数は毎年増加傾向にあるそうじゃないか。ウィキ→ココ
よくテレビのトーク番組で、反捕鯨の外国人が
「なんで日本人は、お金持ちなのに鯨食べますか?」
みたいなことを言っているが、日本の食料自給率知ってて言ってるのかね。
「クジラ食わねーから、同じ重さの食い物くれ」
って言ったら頂けるものなのかしら。
こうなると、どっかの国と一緒だな。あ〜、やだ。

たぶん、積極的にクジラやイルカを食べたいと言う人は、ほとんどいないだろう。
けど、十分に流通し、普通の食肉並みに値段が下がれば、当然今夜の晩飯の選択肢に入ってくるのは間違いない。
ヨネ助が訪問する家のテーブルに鯨肉が並んでる、なんて図もありうる。

あ、落とし所が見えなくなってきちゃった。

とにかく、要は気持ちの問題なんだろ。
日本が、
「クジラは、(種類によっては)増加してる。」
っていっても、
「信用できない。」
の一点張り。
「食肉獣に優劣などない」
と言えば
「利口で賢く貴重な動物」
と怯むこともない。
個人主義の欧米人が、どうしても他人の食性を認められないのは、テキサス親父の言う通り、人種差別なのかもしれない。

で、本日の落とし何処。
「ザ・コーヴ」の映画監督へ
「そこまで言うなら、太地町住民の健康診断はしたんだろうな」

ひ〜、めためたや。


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